同作は2014年に公開され、『ドラえもん』初の3DCGアニメーション映画としても注目を集めた『STAND BY MEドラえもん』の続編に当たる。 同作は、14年公開作の興行収入ランキングでは邦画第1位を獲得し、興行収入は最終的に83.8億円と大ヒット。 中国をはじめとした海外市場でも高い評価を得た作品として記憶に新しい。
「『STAND BY ME ドラえもん2』は、原作でも屈指の人気エピソード『おばあちゃんのおもいで』をベースにした物語で、 前作で描かれた『のび太の結婚前夜』翌日の『のび太としずかの結婚式』が絡み合って展開するオリジナルストーリーだそうです。 一部では、『STAND BY ME』シリーズに対し、『お涙頂戴がすぎる』『感動の押し売り』などと揶揄する声もありますが、間違いなくヒットするでしょうね。 また、前作が公開された14年は『アナと雪の女王』(254.8億円)が爆発的なヒットを飛ばした年でもありました。 勢いの良い作品が一つあると、その対抗馬も興収を伸ばしていく傾向があり、今作も『鬼滅の刃』が劇場に向かわせる起爆剤となって、大きく当たるのではないかと思います」(芸能ライター)
さらに、11月からお正月にかけての公開作に、家族で楽しめる話題作が少ないのも『STAND BY ME ドラえもん2』ヒットの追い風となるという。 「『鬼滅の刃』や『ドラえもん』といった国民的アニメの人気に割って入る存在があるとすれば、 ディズニーの最新作や洋画の超大作だと思うのですが、今年の暮れに関していえば、それほど強力なタイトルは見当たりません。 ひとまずは、『STAND BY ME ドラえもん2』が、公開初週の映画ランキングで、『鬼滅の刃』から首位を奪えるか否かに注目したいですね」(同) 『STAND BY ME ドラえもん2』の公開後の興収、動員の伸びが今から楽しみだ。